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『虹旅』  アーシャスのカケラ探し 3 
- 2009/05/11(Mon) -
連載です。
最初から読みたい方は、カテゴリー『虹旅』へ

こちらが近道です。






リックが私と一体になって、リックは終わり??

学校はどうするんだ?!

と思ったのですが、私の中心からすーーーっと出て行って
学校へはちゃんと行っているみたい。
よかった! リック、これからも学校に行けるんだ!
最近は、楽しそうに行ってたもんな♪
あとは上の学校で楽しめばいいのかなぁ?
そう思ってリックを見ると、以前よりやっぱり明るくなっていて
楽しそうに(リックにしては。笑)通っているようだ。

でも・・・。
アーシャスのかけらもまだ揃っていないよなぁ。

で、また行ってみる。
前よりももっと深く入る必要がありそうなので、
アーシャスと相談して、二人だけ(もしかしたら径くんついてきたかも)
他の子は紫乃さんの所へ置いていくことにした。



アーシャスが私をすっぽりと包んでくれて
下へ下へ。
すーーーーーーっと意識が深くもぐったと思ったら・・・。
水の中・・・というか、コールタールの中のようなところに
着地した。

うわぁ!なんじゃこりゃぁ!!

手を見ると血がべっとり。
コールタールと思ったものは全部血だった。
壁が丸くなっていて、その中は全部コールタール状の
赤黒い血。

ぎゃあああ~~~!とプチパニックの私を

「大丈夫だ」とアーシャスが抱きしめつつ、二人で血の海から
出て上に結界を組んで浮かんだ。

これなに??

そうか。今まで私が殺してきた人の流した血だ。

ここは多分、私の子宮の中。

無念の気持ちだろうか?何かモヤモヤドロドロしたもので満たされてる。
これ・・・どうすれば・・・?

「祈るんだ」 アーシャスがキッパリ言う。

祈る・・・。わびる・・・??


結局私の口から出たのはやっぱり歌だった。

「祈りの、お詫びの歌だった」

ごめんなさい。私の奪った命たち。ごめんなさい。

心を込めて歌う。 
リックが私の中で一緒に歌う。
リックが殺してしまった人たちの顔が浮かぶ。

泣けてくる。泣けて泣けて泣けてくる。
ただただ涙だけ。 
感情が流したものじゃない感じ。涙だけがすすーーっと流れる。

このドロドロは、殺された人たちのものではなくて、
殺したことに対する私の罪悪感や、後悔、恐れ。
そんなものから来たどろどろなんだなぁって。
そう思った。



ドロドロの血の海から、ポワンポワンと白い珠が浮かび上がる。
ポワンポワンとたくさんの白い珠。
コノハナサクヤヒメが来て、その珠をすくって持っていってくれた。

そうして・・・コールタールのようにどろどろだった血の海が
真っ赤な・・・サラサラな血に変わっていった。





ふと見ると、中心に真っ赤に光るものが。

すすーーーっと浮かび上がってきた。

なんだろう?石? 真っ赤に輝いている。形はひし形の立方体。

これ・・・。リックのだ。リックのかけら。

私の中のリックの胸の前におくと、赤い石がずーーっとリックの中へ入って、
一度ピカンと輝いたかと思ったらそこへ落ち着いた。

これで・・・・終わり??

最後にアーシャスが、血の海を浄化した後、結界で守ってくれた。

で、上に戻る。





なんか疲れたなぁ~~。
私、温泉に入るから、アーシャスは紫乃さんの所へ報告にいってきて。
というとアーシャス
「あいつは全てわかっているから」と私の傍を離れようとしない。

「何言ってんの!!そういっても顔を見るまでは心配なんだよ!
 早く!!報告に行って来て!! 子供達も待ってるよ」

そうしてアーシャスが報告に行った。


で、上の温泉につかりながら考えた。

アーシャスのかけらはどこなんだろう・・・??




「物言わぬ臓器」というメッセージと、「心臓」と浮かぶ。

どちらかか・・・両方か・・・??

とりあえず、今はここまで。





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